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雑記

イケダハヤトのYouTube参入は動画市場衰退の始まりか

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ブロガー界の巨匠、イケダハヤトさんが

「ブログはオワコン!!」

と発言し、YouTube市場に参入していることが話題となっております。

 

 

 

その理由もあってか既に多くのブロガーたちがYouTube市場に参入し、ビジネス系YouTuberたちが誕生しつつあります。

 

 

 

このように、「ビジネス系YouTubeの波が来る!」と多くのブロガーが信じ、YouTube市場に参入しています。

 

事実、僕も「ブロガーが今すぐYouTubeを始めるべき理由と始め方を丁寧に解説するよ」という記事にて、ブロガーも今すぐYouTubeを初めて収入を分散化させるべきだ!という主張を書きました。

 

ところが、本日の記事では僕はこの流れに一石を投じたいと思います。

 

それは、イケダハヤトさんがYouTube市場に参入してきたからこそ、YouTube市場は衰退するかもしれないという懸念です。

 

以下、イケダハヤトさんのビジネスの歴史を振り返りつつ、YouTube市場が衰退するかどうか見ていきましょう。

 

イケハヤさんが「ブログ書け!」と言った数年後にブログ市場が衰退

元々はプロブロガーとして生計を立てていたイケダハヤトさん、常日頃から「ブログ書け」と言い続けてきました。

イケダハヤトさんのブログの歴史については、本人のブログのこちらの記事(ブログ上陸から10年。イケダハヤトの黒歴史とブログ論)にまとまっているのですが、こちらから引用しますと、イケハヤさんが今のlivedoorブログをやり始めたのは2013年ごろです。

 

「ブログの可能性に本気で着目しはじめた…」

 

と自分でも書いております。

そして、2015年にイケダハヤトさんは高知の本山町に移住し、「プロブロガー」への道を歩み始めます。

 

「東京はオワコン」

「サラリーマンはオワコン」

「大学なんかいかなくていい」

 

との発言で世間を騒がせ、「会社なんか行くな!ブログ書け!」という過激な発言で空前のブログブームが訪れ、「ブログ飯」たる言葉も流行りました。

ブロガーが増えてきたのもこの辺りですね。フリーランス、ブロガー人口が増えてきたのも2016年ごろです。事実、僕もブログを始めたのは2016年でした。

 

ところが、電通調べのこちらのデータにもある通り、近年ブログアフィリエイトに流れてくる成果報酬型広告への予算はインターネット広告媒体費の中でもわずか8.6%。一方で動画広告への予算は今後40%程度増加する見込みということで、ブログ市場が衰退していくということが明らかになりました。

 

こうした流れを受けて、今年の2018年秋、イケハヤさんは「ブログオワコン!」宣言をしました。

 

イケダハヤトさんが「ブログが来る!!」「ブログ書け!!」と言い始めてからわずか数年後で、「ブログ市場はオワコン」状態になるに至ったのです。

 

 

まあこのツイートは極端ですしただの悪口ですが、イケハヤさんが「ブログは来る!」と言った数年後にブログ市場が衰退したというのは特筆すべき事実でしょう。

 

イケハヤさんが「仮想通貨買え!」と言った1年後に仮想通貨市場が衰退

次に記憶に新しいのが、空前の仮想通貨ブームでしょう。

イケダハヤトさんが始めて仮想通貨を始めたのは2017年、ビットコインを10万円購入した時の記事がこちら(最高値更新!の「ビットコイン」を10万円買いました。)になります。

 

2017年からイケハヤさんは仮想通貨市場に本気で着目し始め、2018年にはブログタイトルを「まだ仮想通貨持ってないの??」に変更。

例のごとく煽りを始め、

 

「仮想通貨を持っていない人は常識が外れている」

「仮想通貨を持っていない人は時代遅れ」

 

などと主張し始めます。

 

 

ところがその1年後、ご存知の通り仮想通貨市場は崩壊。

 

奇しくも「仮想通貨買え!!」とイケハヤ氏が推奨したわずか1年後に、仮想通貨市場は崩壊に至ったのです。

 

 

自分が一人勝ちする方向に市場を盛り上げるイケダハヤトさん

さて、話変わって、企業のマーケティング戦略の基本となる考え方としてマーケットライフサイクルというものがあります。

これは単純にいうと、商品や市場には「導入期」「成長期・成熟期」「飽和期」「衰退期」の4つのプロセスがあるというものです。下記の図がわかりやすいですね。

 

 

これはどんな分野、市場にも当てはまると思っていて、物事には流行り廃りが必ずあるのです。

平家物語の一節にも「盛者必衰のことわりをあらはす」とありますが、どんな分野にも必ず導入期があり、成熟期があり、飽和期があり、衰退期があります。

 

僕が思うに、イケハヤさんは上記の図で言う「成長期・成熟期」の頃に周りを煽り始め、労働集約型的に圧倒的資本力を持ってその市場を席巻し、自分が一人勝ちする方向に市場を誘導しているように思えるのです。

例えばブログであれば、ブログ市場の成熟期に周りを巻き込んでブログ市場を盛り上げ、一方で自分はブログ市場の利益の大部分を持っていきました。

仮想通貨でも、イケハヤさんは仮想通貨市場の成熟期に周りを巻き込んで仮想通貨市場を盛り上げ、一方で自分は仮想通貨市場の利益の大部分を持っていきました。

 

そして、イケハヤさんの煽りのせいで一歩早く成熟期を迎えた市場はすぐに衰退期に入り、イケハヤさんを追随したミーハーたちは1円も稼げないまま市場から撤退することを余儀なくされたのです…

 

市場が成熟期にあるときは周りを巻き込み市場をさらに盛り上げ、一方で自分は圧倒的資本力を持ってその市場の利益の大部分を勝ち取り、市場が衰退期に入れば自分はすぐに撤退…

衰退期の市場に残されたのはイケハヤさんの主張を信じて追随した大衆のみ…

 

こんな構図が近年のイケダハヤトさんの周りで繰り広げられた構図だと思うのです。

 

すなわち、イケダハヤトさんは回りを引き込んで、自分が一人勝ちする方向に市場を持っていってると思うのです。

 

歴史は繰り返す。これからのYouTube市場

以上の歴史を振り返ってみれば、今のYouTube市場は上記の図で言えば「成長期・成熟期」にあたるでしょう。

イケハヤさんは圧倒的資本力をもって成熟期のYouTube市場を席巻しにかかっています。

そして、同時に周りを煽り立て、YouTube市場自体を盛り上げようとしています。

 

イケハヤさんの煽りによりYouTube市場は今までの予想よりも一歩早く飽和期に入り、衰退期に入ることでしょう。

 

そうすると、YouTubeで利益を上げることができたのは結局はイケダハヤトさんと周りの先駆者のみ、後から追随したミーハーYouTuberたちは全く稼げなかった…

なんてことが起こる未来が見えます。

 

 

来年以降の動画コンテンツ市場がどうなるかはわかりませんが、「動画市場が来る!」というイケハヤさんの言葉を全て鵜呑みにしないほうがいいのは間違い無いでしょう。

 

YouTube市場が盛り上がる中、僕らがすべきこと

ということで僕らがやるべきことですが、とはいえ動画市場が来るのは間違いないので情報発信者は間違いなくYouTubeをやるべきでしょう。

 

 

もしくは、市場が衰退して誰もいなくなった市場を攻めるのもいいかもしれません。

今だからこそブログをやったり、仮想通貨を始めたりすれば、ライバルがいないので勝ちやすいかもしれません。

 

いずれにせよ、戦略と戦術を持って今後とも戦っていきたいところです。

 

ではでは今日はこの辺で。

資本家目指して頑張っていきましょう。

 

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