8/8,8/9に文房具業界の祭典である大阪文紙メッセにペン回し連盟の一員として出展してきました！
2日間に渡って開催された文紙メッセですが、僕らペン回し連盟は「ペン回し教室」と「ペン回し講演」を担当させていただきました。
さてさて、色々と書きたいことはあるのですが、まずはどうしてペン回し連盟が発足したのか？どうしてペン回しが文紙メッセに出展することになったのかの経緯を説明しながら、本番での出来事や感想を書いていきたいと思います。
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目次
文紙メッセ出展までの経緯
探偵ナイトスクープに出演、文房具ソムリエの石津さんと知り合う
きっかけはこれでした。
僕が大学生だった頃、探偵ナイトスクープという番組に出演しました。
この時に文房具ソムリエの石津さんと知り合ったのですが、これが全ての始まりでした。
僕はこの番組の出演の後、石津さんと定期的に連絡を取り合って「なんかペン回しで面白いことできませんかねえ？」というお話をしていました。すると石津さんから、「文紙メッセという展示会があるよー。」という情報を手に入れたので、早速僕は去年2016年の文紙メッセを訪問しました。
ここで展示会の様子やら雰囲気を感じ取って、来年ペン回しが出展できたらいいなあ、と思いながら文具業界の方々と名刺交換をしました。
この辺りではまだ出展の話までには至っていなかったので実感は感じずにいました。
ペン回し連盟の結成に誘われる
なんとなく一人でペン回しの活動しててもできることは限られているなあ、と思っていたところ、2017年の2月頃にプロペンスピナーとして活動しているKayさんから電話がかかってきました。
内容は
「今のままではペン回し界はダメだ！日本のペン回し界をまとめる一大組織を作ろう！」
とこんな感じの内容でした。
僕もまさしくそう思っていたところだったので2つ返事で了承し、ペン回し連盟を立ち上げることになりました。
メンバーはKay、タコペッティ、射手座、Menowa*の4人です。
文紙メッセでペン回しイベントを開催することに決定
ペン回し連盟を結成しよう！と思ったちょうどその頃、石津さん含む文具連盟の方々から「文紙メッセでペン回しを出展することに決定した！」という連絡をいただきました。
喜ぶと同時に、「あれこれペン回し連盟で出展すればいいんじゃね？？」という発想が浮かんできました。
僕一人ではどうにもならないことも、プロペンスピナーであるKayさんとペン回し世界チャンピオンであるMenowa*くんがいれば百人力です。
早速石津さんと文具連盟の方にもその旨を伝え、ペン回し連盟として文紙メッセに出展することが決定しました。
同時に、文紙メッセが開催される8/8,8/9までにペン回し連盟の体裁を立てなければならないタスクも決定したのです。
文紙メッセ開催までの期間、講座内容と講演内容を詰める
さてさて、文紙メッセにペン回し連盟として出展することは決定したものの、文房具業界の展示会にペン回しが出展することなんて初めてです。
しかも、ペン回し連盟はペン回し講座枠と1時間のペン回しショー枠をいただけることになりました。
ペン回し講座については慶應ペン回し研究会で培ったノウハウがあったのでなんとなくイメージできていたのですが、1時間のペン回しショーなんて全くの初めてです。
正直、ペン回しのショーだけで1時間も持たせることは不可能ですので純粋なペン回しショーの他に何か考えなくてはいけません。
ということで僕らが考えたのは、
「ペン回しの歴史」
「改造ペンについて」
「ペン回しと脳の関係」
の3つのプレゼンでした。
ペン回しのことを全く知らない人を相手にするプレゼンなので何を題材にするかで非常に迷ったのですが、この3つのトピックは一般の方も気になるところかなあと思い、パフォーマンス担当のKayさんを除いた3人でこれらのプレゼンを行うことになりました。
僕は慶應ペン回し研究会時代にペン回しの歴史について調べていた時期があったので歴史担当、Menowa*くんは改造のことにかなり詳しいので改造ペン担当、射手座くんは4年生大学を中退してペン回しと脳の関係について現在研究中のため、専門分野ということでペン回しと脳の関係について担当。
Menowa*宅で練習を何回かやり、うまく枠が収まったのでこれで本番に臨むこととなりました。
文紙メッセ本番
さて、色々と忙しかったため文紙メッセ開催1週間前なのにペン回し連盟のメールアドレスとホームページが完成しておらず、さらに名刺すら届いていないという危機的状況を迎えながらも、メールアドレスに関しては急遽受信だけできるメールアドレスを設定し、ホームページはペラ1のページを用意、名刺は3日前にラクスルで有料料金で高速配達にしてもらうことでなんとかことなきを得ました。
結果、なんとかペン回し連盟の名刺を用意、メールアドレスも一応は受信できるメールアドレスを用意、ホームページは間一髪間に合わず！（え
ということでいざ文紙メッセへ出陣することとなりました。
では、文紙メッセ本番を一つ一つイベントごとに見ていきたいと思います。
ペン回し講座
これは慶應ペン回し研究会時代にやっていたことと全く同じスタイルでやりました。
来るもの拒まずで席に座った人にペン回しを教える、そんなスタイルです。
雰囲気はこんな感じでした。
ペン回し研究会が三田祭でやっていた時と違うのは、ペン回し技解説マニュアルの有無と練習用ペンがあるか無いかでしょうか。
ペン回し技解説マニュアルはペン回し研究会の後輩が作成してくれたものを使わせていただきました。後輩諸君ありがとう！
ペン回しショー
ペン回し講座よりもこちらの方が事前の練習込みでかなり練ったのですが、改善点が多く見つかったショーとなりました。
僕は「ペン回しの歴史」プレゼンを担当したのですが、順番に1つ1つ見ていくことにしましょう。
プロペンスピナーKayさんによるペン回しステージ
これは圧巻でした。
冒頭のトークで客を巻き込む力も前座のボール回しで客の心を掴む技術も全てが圧巻。
実はKayさんのショーを生で見たことは初めてだったのですが、さすがプロで活躍しているだけあるな、と思いました。
ショーの動画は以下の文紙メッセツイッターより見られるので是非
ペン回しショーの始まりです♬ https://t.co/yTQ1NgBhMr
— 文紙メッセ (@Bunshi_Messe) 2017年8月8日
ペン回しの歴史
大学の講義みたいな名前ですが、その名の通りペン回しの歴史について僕が講演しました。
ペン回し文化の発展と普及のためには必要不可欠な事柄であると思うので一応お話をしましたが、一般のお客さんにはつまらないお話だったかな〜という感じ。
内容はHIDEAKIさんが書いた「私のペン回しの歴史」によるところがほとんどですが、まあペン回しが日本発祥であるということと、オンラインとしてのペン回しコミュニティからオフラインとしてのペン回しコミュニティへの昇華過程、CV文化、大会概要について話せたので満足。
ちなみに三大予備校と「浪人回し」の話は僕が話したかっただけです。
美人すぎる文房具ソムリエールの菅さんや、商品開発コンサルタントとして有名な美崎さんも講演を聞いてくださったので満足でした！
美崎さんはツイートもしてくれました！
#文紙メッセ2017 ペン回しは日中戦争の時代から。浪人回しと言われた時代も。と、言いつつ、プレゼンしているペン回し協会の理事は慶應ボーイ。^_^
— 美崎栄一郎 (@a16misaki) 2017年8月8日
改造ペンについて
ペンの改造についてはペン回し世界チャンピオン、最強すぎて今年度はペン回し世界大会の審査員側に回ることとなったMenowa*くんが担当しました。
講演では、
「ペンの改造は人形の着せ替えと同義」
という名言を残し、一般の方にもわかりやすくペンの改造について伝えてくれました。
文紙メッセ公式アカウントでライブ配信が行われていたみたいですが、
「Menowa*さんガンバレー！」
とかファンから熱い声援が送られていた模様。
さすが世界のMenowa*くんです。ファンも熱狂的。
ペン回しと脳の関係について
射手座くんが担当。
これは僕が言うのもあれですが、めちゃくちゃ面白かったです。
彼はペン回しが脳に与える影響を研究するために一流大学を中退して研究に没頭しているのですが、それだけあって人をプレゼンに引き込む話術がすごい。
ピアニストの話とか、指回し体操の話とか、ペン回しをする人でもしない人でも楽しめる内容になっていました。
見忘れた…という方は以下のリンクから彼の講演を閲覧できるのでぜひ！
ペン回しと脳の関係について！ https://t.co/N1CcHOpdIJ
— 文紙メッセ (@Bunshi_Messe) 2017年8月8日
まとめ
以上、文紙メッセについてでした。
その他にも色々な文具メーカーさんとの関わりがあったり、漫画家の方やデザイナーの方との関わりなどがあったりしたのですが、ペン回し連盟として伝えたかったことは以上になります。
ご来場くださった皆さんはありがとうございました！
ペン回し連盟自体はまだ実体はないままですが、おいおい形を整えていきたいと思いますのでどうぞご声援よろしくお願いいたします！
そして、ペンスピナー向けにお話をしますと2017年度日本ペン回し大会(通称NPF)が8/26に開催されますのでこちらもこぞってご参加ください！
僕は去年度は出場して日本3位の名声を手に入れましたが、今年は運営側に回りますw
見るのと出場するのとでは大会の楽しさが全然違ってきますので、迷うくらいなら大会に出場した方がいいですよ〜
ただ見たいって人だけもぜひ！
詳細はこちらから↓
NPF2017コンテスト詳細を公開！
今年は2部門開催です！https://t.co/FCvbFpaebgエントリーはこちらから↓https://t.co/3GQomLUfeN
是非ご参加ください！— NPF2017(8月26日@東京) (@NPF_2017) 2017年7月14日
ではでは、文紙メッセについてでした！
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