僕は1度、物件を借りて塾を開いたことがあります。
が、僕はこれで大コケして新卒サラリーマン時代に稼いだお金を一気に失いました。
まあ貯金が無くなることくらいはまた稼げばいいのでどうでもいいのですが、なぜ起業に失敗したのかを分析し、次に活かすことは重要であると思うので本日は僕がなぜ塾開業に失敗したのか、について書いてみたいと思います。
お金の流れができていなかった
1番の敗因はこれだと思っています。
本来であればある程度収益があってお金の流れができてから、じゃあ法人化しよっかー。とかなるはずです。
しかし、僕の場合は収益の見込みがないのに関わらず、やれブランディングがどうだの、税金対策がどうだの、役所手続きがどうだの、考えていました。
取らぬ狸の皮算用とは本当によく言ったもので、収益の見込みがないのに収益がある場合を考えて税金対策だの役所の手続きだのの話をしていたのです。
それら全部「稼げてから考えろや!」って話ですよね。何事も事業はお金を稼いでから全て考え始めるべきなんですよね。稼いでもないのに成功したときのことを空想しても無駄なわけです。
例えば僕が運営している労働ブログ、20代の就活論ですが、現在は月に15万円くらいの収益があります。
収益が出てきたところで「確定申告どうしよっかなー」とか、「会計ソフト導入せんとなー」とか、「次のメディア立ち上げよっかなー」とか、いろいろ考えが出てくるわけです。
実際、このブログもなんでまた別で立ち上げたかというと、たまたまサーバが無料で手に入ったのと、経費を使いたかったのと、20代の就活論の方のアクセス数が伸び悩んだ時にもう一つブログがあったら強いなーと思って立ち上げたのがきっかけです。
個人的には会社員ブログが20代の就活論だとすれば、こちらのブログは脱サラ、起業、フリーランス、趣味ブログにしようと思っております…
まあそれはさておき、このようにまたお金を使って別のブログを立ち上げることなんかは、ブログで収益を上げられているからこそ成せる技なんですよね。
これがブログで収益1円も出ていないのにこんなこと考えてたら噴飯ものですよね。
たまにいますけどね。
特化ブログ作るぞ!!とか言ってそのブログで稼げてすらいないのにまた別の特化ブログとか作り始めちゃう人…
そんなんじゃいつまで経っても成功しないわけです。
まずは目の前のことで稼げてからいろいろ考えろや!って話なんですよね。
まあ、確定申告のために領収書全部取っておくくらいのことは稼げる前でもやっておいたほうがいいでしょうが、大体のことは稼いでてから考えても間に合うのです。
優等生ほどやたら事業のやり方の本なんかに拘って教科書的な手法を好むんですよねえ…大前提としてお金の流れを作ることが先だったのに…
塾の場合は、メディアでそこそこのPVを集めるとか、地元で個人で家庭教師でもやって先にそこそこ客を確保しておくとか、そんなことを事前にやってある程度の収益を確保してから事業所を構えて本格的にやっても間に合ったわけです。
某高知のプロブロガーもこんなことを言っていますよ。このツイートはかなり確信を突いているツイートだと思います。
そうか。ほとんどの人は「新しいことのはじめ方」を理解していないのか。
これ、学校で教えてもらえませんしね……。
「まずは企画書を作ってプレゼンする」とか時間の無駄なんですよ。
「まずは自分ひとりでできる範囲で、小さくはじめて反応を見る」のが正解です。— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年10月11日
このように、とやかく言う前にまずは小さく始めて市場の反応を見て、小さく客を獲得してお金とブランドを稼ぐ!これを僕は学びましたね。
ちなみに、塾開業に懲りた僕は初期費用の少ない受験メディアサイトを作ってちまちまPVを集めようと現在画策しております。
ただ20代の就活論のほうが書いてて楽しいので最近放置気味ですが…
そのうち受験業界のほうも再開しようと思います。
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立地が悪かった
まあこれはお金の流れができていなかったのに比べれば大したことないのですが、とにかく立地が悪かったです。
こりゃ客来ねえだろうなあと。
立地って店舗型の商売やるのなら必要不可欠なんですよね。
立地が悪かっただけで頭悪いと思われるでしょうし、いいことないです。
よっぽどのブランドと特色がない限りは遠い店に行く理由なんてないですよね。
大体の人は近い店に行くと思います。立地ってそれほど重要なのです。
まあどんなに遠くても何かそこにしかないサービスがあればいくら遠くても来るでしょうけど、そうでない限りは難しいですよね…
マーケティング、情報収集ができていなかった
マーケティングってめちゃめちゃ重要だと思うんですけど、できていなかったですよね。
ペルソナを1人設定しろ!とかよくマーケティング業界で言われることですが、僕はどのくらいの偏差値帯の学生にターゲットを絞るのかなんて一切考えていませんでした。
儲かっている塾は大体ターゲットを明確に定めていますからねえ…例えば鉄緑会だったら都内の一流進学校の学生のみにターゲット絞るとか。
ターゲットを明確に絞ると、マーケティングもそうですが指導する側もやりやすいんですよね。早稲田受験専門塾だったら早稲田の問題傾向だけひたすら練っていればいいわけですし。
あと、僕が勘違いしていたのは塾のマーケティング対象は学生ではなくて親であるということ。
高校生の親って40代くらいでしょうから、学生とともにその層にも合わせてマーケティング戦略を練らなければならなかったんですよねえ…
親目線で見たときにどう思うかってのも僕は考えられていませんでした。
僕はトイレが洋式じゃないと学生は嫌だろうなーと思って洋式トイレの物件を探していたんですが、よく考えたら契約の時に親はトイレなんて見ないですからね。
契約をする時に親は一体どこを見るのか?
とことん顧客目線で物事を見ることが重要であると感じましたね。
顧客対応で行けば、塾は電話応対も超重要ですからね…
電話応対が下手くそなだけで「この塾大丈夫か?」なんて思われてしまうわけです。
僕なんか電話応対アホみたいに苦手なんでそこらへん全く考えられていなかったw
作戦なしでなんとなく開業
最後は何と言ってもこれでしょう。
ここまで読んでくださったみなさんならわかると思いますが、僕、会社員が嫌だからという理由だけでなんとなく開業しました。
それで上手くいくわけないですよねえ~
そんなんで上手くいってたら脱サラした人みんな成功してますって…
まあ、会社が嫌だというよりは、「労働者という枠組みから逃れたかった」「ラットレースから離脱したかった」という理由で会社を辞めたわけですが、ともかく見切り発車だったわけです。
最近発売された、「革命のファンファーレ」という本にも書いてありましたね。
クラウドファンディングの成功は偶然ではなく必然であると。
西野さんは考えるに考えて、クラウドファンディングを成功させていましたからね… やはり成功している人は物事をしっかり考えているのです。
何事も、行き当たりばったりでやっては失敗するんですよ。
塾開業の失敗とブログの成功経験から僕が学んだことは、「盛大にスタートさせるのではなく、まずは自分1人で小さく始めててみて反応を見る。うまくいきそうなら本格的にやってみる」ということですね。
まとめ
以上、僕が塾開業に失敗した理由でした。
いろいろ思うところはありますが、まあ失敗するべくして失敗したという感じでしたね。
とはいえ、別に借金をしたわけではなかったですしやってみて学ぶことは多かったのでやって良かったとは思っていますね~
特にやりたいことがある人は若いうちにチャレンジしてみるといいと思います。
若けりゃいくらでもやり直しきくんでw
ちなみに僕はこのあと転職活動を行いましたが、若いのもあって内定なんか簡単に出ました。(まあ2社目も3ヶ月で辞めたんですがw)
みなさんもぜひぜひ、日々会社のつまらない仕事に消耗しているならぜひ何かに挑戦して失敗することをオススメします。
以上、「僕が塾開業に失敗した4つの理由」でした。
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